【積み立て投資】が株価下落時に有効であった1例(レバナス)

資産運用

イチです。

積み立て投資と一括投資のどちらが有効か、というテーマで以前ブログを書きました。

その中で、どちらかというと「一括投資が有効」の立場でした。

コチラ↓

が、株価下落時には、積み立て投資が有利に作用する局面がある!

と改めて思い直すレバナス投資の1例を経験いたしましたので、今回ご報告して参ります。

レバナスとは?

レバナスとは「レバレッジ」と「ナスダック100」を略した呼び名です。

レバレッジって何ですか?

Copilot君
Copilot君

「レバレッジ」とは、投資や金融の分野で「てこ」の原理を応用する概念を指します。簡単に言うと、レバレッジを使うことで少ない自己資金で大きな投資効果を得ることができます。

私は楽天証券で楽天レバレッジNASDAQ-100【愛称】レバナス、を所有しております。

この投資信託の場合ですと、指数の変動の2倍の値動きをする、つまり2倍のレバレッジがかかるように設計されてます。

ですので、ナスダック100が1ドル上がるとレバナスは2ドル上昇し、1ドル下がると2ドル下がる、という値動き(ボラティリティ)が大きい特徴があります。

数年前に非常に流行った印象で、わたくしイチもその際に積み立て投資を開始しました。

(※2025年2月17日現在の楽天証券での買い付けランキング99位、積立設定ランキング106位ですので、人気は落ち着いたみたいですね)

レバナス基準価格下落時における、積み立て投資の効果

私がこのレバナスを初めて積み立てたのが2021年12月7日で、積み立てを終了したのが2024年1月30日、そして現在まで保有中となります。

そんなレバナス、保有してわずか1年で最大下落の局面を迎えたのです。

以下の表が積立開始時・最大下落時・現在のレバナス推移となります。

  積立開始時 最大下落時 現在
日時 2021/12/7 2022/12/29 2025/2/16
基準価格 9396円 3646円 11173円
指数暴騰率 -63.67% +18.9%
積立暴騰率 -32% +101.02%

なっなんと、積立開始から約1年で60%以上の下落…

この下落率は、リーマンショック時のナスダック下落率とほぼ同様となります…

ですので、もし積立開始時に一括投資で100万円購入していたら、約37万円になっていた…

考えると恐ろしいですが、積み立て投資をしていた私の下落率はマイナス32%!

一括投資をした場合の半分程度の下落に抑えられていました。

そして…株価(基準価格)が回復した今、一括投資であれば約19%しか増えていないのですが、

積み立て投資のち放置で101%上昇!資産は2倍以上に増えています。

※こちらが実際の楽天証券のレバナス所有期間の基準価格推移(引用:楽天証券

レバナス所有期間の大半がゼロ%以下、つまりマイナスであることが見ていただけると思います。

(カイハジメルタイミング、センスナイナ)

そしてこちらが、自身の含み益推移

リターンは倍以上になっています。

今回の経験は、特に値動きが激しい(ボラティリティが大きい)商品の購入に関しては、リスクヘッジとして積み立て投資は有効である、という気付きになりました。

まとめ

投資は、底値で購入して最高値で売却できるに越したことはありません。

ただ、その底値と最高値を予見するのが容易ではないことは、多くの方に同意いただけるのではないかと思います。

そして、下落時に怖くなって売ってしまった、というお話をよくお伺いいたします。

が、下落時に積み立てでもいいので買っていけると、利益が得られるということが確認できました。

今後も自身にとって最適な投資手法を追求して参ります。

最後までご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!

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