元製薬サラリーマンのイチです。
皆さま、今年の確定申告は終えられましたか?
早期退職2年目の私が、スマホのみを使用して、初めてe-TAXでの確定申告を行いましたのでご報告いたします。
一言で申し上げると「超かんたん」です!
年度の途中で退職して再就職されていない方は、一昨年の年収を元に税金が計算されており、会社の年末調整もないため、一般的に多く税金を払っており、確定申告は必須!と考えます。
私の場合ですと、2024年3月末で退職しているので、3か月分の給料+夏のボーナス支給分で昨年の年収は一昨年の3分の1以下となっております。
そして実際にe-TAX入力の結果、今回還付される税金は「1,075,120円」!(ゼイキンハライスギ?)

ちなみに今までは元サラリーマンとして、会社の年末調整にてほとんどの手続きが完了しており…
その年末調整で対応できない控除の確定申告…
・ふるさと納税
・医療費控除(世帯として10万円を超える年)
を、パートナー(配偶者)にPCで代行してやってもらってました。ケッコウタイヘンナイメージ….
事前準備
究極、必要なものはマイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマホのみです。
私の場合、以下の事前準備をいたしました。
マイナンバーカードの作成
これは私の場合、ポイント付与キャンペーンに釣られて作成済でした。
まだ作成されていない方の場合、今のところ即日発行はできず、作成には1か月前後の時間が必要なようです。(2025年2月現在)
マイナポータルアプリのダウンロード
これは、スマホでアプリがすぐにダウンロード可能です。
ちなみに登録・ログインの際には毎回4桁の暗証番号と、マイナカードによる認証が必要です。
各種書類の手元準備
私の場合は、準備した手元書類は以下の通りです。
・令和6年分 給与所得の源泉徴収票
・医療機関の領収書(1年分)
・健康保険料納付書(任意継続)
・生命保険料控除証明書(一般用・個人年金用)
・地震保険料控除申請書
・ふるさと納税寄付金受領証明書
・住宅取得資金の係る借入金の年末残高等証明書
※順不同・人によって必要な書類は異なりますのでご注意ください。
実際にやってみた所感
結論から申し上げると、まったくの確定申告初心者の私で、完了まで約3時間でした。
そこで、実際にやってみて簡単だと感じた点、注意したほうが良いと感じた点をまとめて参ります。
簡単ポイント
給与所得の源泉徴収票は、スマホの写真撮影で簡単に取り込み可能
これはいいですね!各金額や会社名などは、写真撮影すると一瞬にして自動で読み取り、入力済になります。
一応金額など確認しましたが、誤入力はありませんでした。
指示通りに各控除項目の金額を入力していくだけ
私の場合、事前に準備しておいた手元書類の金額を、指示に従って入力していくだけで、簡単に最後まで到達できました。
注意点でも述べますが、マイナポータルの「確定申告の事前準備」画面で、「証明書の取得」の対応をすれば、この金額の入力作業自体も不要になります。
添付書類は提出不要
昨年まで、ふるさと納税の証明書や医療機関の領収書など、束で保存しておりました。
今回も一応保存はしてあるのですが、e-TAXだと提出不要なので、もし紛失していても安心です。
確定申告期間24時間申請可能・場所も自由
私が今回の確定申告手続きを開始したのが、17時頃で完了したのが20時頃でした。
役所や税務署などは終了している時間ですが、ボタン一つで無事完了しました。
当然のことながら、自宅を含めて場所を選ばず申請可能です。
注意点
マイナカードによるログインは頻繁に必要
私の場合、何十回も暗証番号入力とマイナカードによる認証手続きが必要でした。
マイナカードの暗証番号を事前に把握しておくことは「必須!」といえるでしょう。
確定申告の準備画面からの証明書取得は即日ではない書類あり
私の場合、医療費控除と寄付控除(ふるさと納税)の証明書取得は、手続きすると即時に反映されましたが…
ですが、生命保険・地震保険・住宅ローン関連の書類に関しては「e-私書箱」という外部サイトとの連携が必要で、申請はしましたが即日で反映することはできませんでした。(1日以上はかかる印象)
簡単ポイントでも述べた通り、手元に書類があれば手入力で対応可能ですので、もし連携自体がめんどくさければ私のように書類を保存しておいて手入力すれば、そんなに手間はかからず申請できます。
家族のマイナンバー(12桁)が必要(扶養控除がある場合)
確定申告の経験がない私の場合、こちらが完全に盲点でした。
扶養控除の入力時に、扶養している家族のマイナンバー(12桁)が必要です。
セキュリティの点からLINEなどでは確認しづらく、家族全員が帰宅して直接確認するまで入力できない状況となりました。
事前に家族のマイナンバー(12桁)を準備した上で臨めば、さらに時間は短縮できたと感じています。
まとめ
思っていたよりかなり簡単に、スマホで初めての確定申告(e-TAX)を実施することができました。
今年は給与所得の予定が今のところないので、確定申告を行うかどうか分かりませんが…
e-TAXは確定申告をされるすべての方にとって、今後より簡単に確定申告を行う方法になるのではないかと強く感じた次第です。
少なくともイチ家の今年度の収入の最大化・支出の最適化の観点から、確定申告は必須でしたので、簡単に実施できてよかったです(^^)/
今回ご紹介した以外で確認が必要な内容は、e-TAXホームページをご確認ください。
最後までご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!
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