最近好調!?ヨーロッパ(欧州)への投資状況

収入の最大化

現役サラリーマン時代は、収益分配金が出る投資信託には投資せず、ひたすら米国を中心に分配金ゼロで再投資してくれる投資信託に投資してきましたが…

収入がなくなり、取り崩し生活も目前に迫っており、生活費のある程度の部分は配当や収益分配金で賄いたい!今日この頃…

そしてほぼ米国中心であった投資先にヨーロッパ(欧州)も加えたい!

ということで、2025年1月8日にSBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)を1,000万円一括購入(基準価格:9,991円)すると共に、1日1万円の積み立て投資を開始しております。

そんな中、2025年3月27日付けで初めて収益分配金を受領いたしました。

その状況と、今後の投資方針について検討して参ります。

ヨーロッパ(欧州)の市況

2月の欧州株式市場は、STOXX Europe 600指数で見て+3.3%と上昇し、史上最高値を更新しました。英FTSE指数、独DAX指数、スウェーデンOMX指数なども史上最高値を更新しました。好調な決算銘柄やEU(欧州連合)の防衛費拡大、ロシア・ウクライナ間の和平への期待、ECB(欧州中央銀行)の利下げ期待がプラス材料となりました。一方、トランプ大統領の関税引き上げへの懸念、米国の欧州防衛からの離脱への懸念などがマイナス材料となりました。
セクターでは、銀行、通信サービス。食品・飲料・タバコなどのリターンが良くなりました。情報技術、メディアなどが不芳でした。国別では、スペイン、オーストリアなどのリターンが良くなりました

引用:SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)月次レポート

ということで、米国の株価が調整している中、欧州市場は堅調を維持しております。

SBI欧州高配当株式(分配)ファンドの収益分配金状況

当ファンドの組み入れ銘柄は、計73銘柄となっています。上位10銘柄の組み入れ状況は、以下の通りです。
(※2025年2月28日現在)

  銘柄名 国・地域 業種 比率 配当利回り
1 HSBCホールディングス イギリス 銀行 4.61% 6.91%
2 ノバルティス スイス 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 4.13% 3.38%
3 SAP ドイツ ソフトウェア・サービス 3.16% 0.83%
4 エアステ・グループ・バンク オーストリア 銀行 3.06% 4.18%
5 BAWAGグループ オーストリア 銀行 2.87% 5.15%
6 シーメンス ドイツ 資本財 2.87% 2.36%
7 シュナイダーエレクトリック フランス 資本財 2.43% 1.50%
8 DNBバンク ノルウェー 銀行 2.36% 6.18%
9 ASMLホールディング オランダ 半導体・半導体製造装置 2.31% 0.93%
10 インペリアル・ブランズ イギリス 食品・飲料・タバコ 2.18% 5.49%

引用:SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)月次レポート

国と業種は分散されており、正直今まで知らなかった企業が多い印象です。

高配当だけではなく、組み入れ3位のSAPや9位のASMLホールディングなど、必ずしも高配当ではなく高成長に分類される株式も組み入れられています。

先ほどの月次リポートによりますと、2025/2/28現在の配当利回りは4.75%となっております。

そして、今回の収益分配金はといいますと…

162,314円(税込)でした!

購入口数が10,471,876口ですので…

162314÷10471876=0.0154999…

ということで、今回投資額の約1.55%の分配金を受け取りました。

本ファンドは年4回分配型ですので、残り3回も同等の分配金であれば、1.55×4=6.2%の利回りということになります!

今後の投資方針

当ファンドは信託報酬 (税込)/年が0.099%であり、破格に安いアクティブファンドであると感じております。

給与収入がない今、ある程度の生活費は今回のような分配金や配当金にてカバーしていこう、という考えです。

捕らぬ狸の皮算用ではございますが…

今回のSBI欧州高配当株式(分配)ファンドが同等の分配金を維持できれば、135,124円×4=年間540,496円(税抜)

日本株式の配当金推定が、年間1,221,328円 ※日本株の配当について詳しくはコチラ↓

そして現在、毎日20万円積み立てしている、「SBI-SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」が分配金を出し始めるとして…

仮に税抜利回り4%を実現できたとすると、現在約820万円の時価総額なので、年間328,000円

ということで、現時点では540,496+1,221,328+328,000=2,089,824円

が、年間受け取れるお金ということになります。

もちろん、今後も配当金・分配金を増やすべく投資を継続して参ります。

まとめ

今まで正直あまり注目してこなかったヨーロッパ(欧州)市場ですが、最近欧州各国の株式指数が過去最高値を上回り、世界での存在感を増してきております。

実際、今まで自身の収益を最もけん引してきた「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」の含み益を、

欧州の割合が約25%ある「三菱UFJ-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が上回る状況となってきてます。(もちろん投資時期の違いなどの要因もありますが…)

今まで通り米国の成長を信じて、米国株式・投資信託を所有し続けますが、米国以外の国や企業にも目を向ける良いきっかけとなりました。

今後も世界の経済・株式の成長を信じて、投資し続けていく所存です。

2025年度の配当金・分配金が確定しましたら、またこの場にてご報告して参ります。

本日も最後までご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!

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